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トルコでバスケットボールマッチ!

私は今、週2日で近所のilk okul(小学校)、19 Mayis(小学校の名前です。5月19日の意味。ちなみにトルコでは5月19日は「若者とスポーツの休日」。日本でいう「体育の日」って感じでしょうか?)の4年生の1クラスから20名ほどの子供たちに、学校の近所のEtut Merkez(子供達が授業の補修的にレッスンを受けたり、宿題をしたりする場所)で簡単な英語のレッスンを教えてます。その子供たちの中から、イルファン、ベルカイ、ベラットの3人がバスケットボールの対抗試合に出るというので、木曜の朝、デニズリスポーツサロンへ、3人のママさん達と一緒に応援に行ってきました。

スポーツサロンなんて、大げさな響きだけど、要するに室内体育館です。(ちょっと待って。体育館って、絶対室内?「室内体育館」なんて言わないっけ??(なんかすごいバカっぽい・・・))行ってみたら、まだ前の試合が行われてました。

入るなりイルファンを発見。(かなり大人ぶってる10歳。でもちょっとイキがって髪型とかジェルで決めてるあたりが、背伸びしているようでかわいい。)「来たよ~イルファン。がんばってねぇぇ~!」と声をかけたら、「イルファンじゃない!ジムボムだっっ!!(注:ジムボムとはトルコのフットボールリーグの強豪、ガラタサライの愛称)」と怒られた。

とにかくベンチに座ってチャイを飲むことに。(また?でも今度はフリーじゃないよ。)たくさんの子供たちの巣窟にいまや足を踏み入れてしまったとあっては、子供たちに集中砲火を浴びせられる(ジャポンジャポン攻撃による)ことになるのは覚悟の上ではあったけど、やっぱり来ました、早速。隣のエリアに座っていた子供の一人が「あれ?ジャポン?」と気づいてから、みるみる広がる子供たちの興味。

「おーすげー!」「トルコ語分かるのかな~?」「ジャポンジャ(日本語)しゃべろよ~」「ヘロ~~~~」「英語分かるかなぁぁ?」と色々な声が飛ぶ飛ぶ。あまりジャポンとうるさいので、「ジャポンジャポンじゃないっ!アサコアブラ(注:アブラはお姉さんの意味)と呼びナサイ!」と文句を言ったら、今度は「アサコ~アサコ~」と忘れた頃に呼ばれ続ける・・・。あー飽きることなきジャポンへの愛情。。その執着をぜひもっと役に立つことに生かしてネ、チョジュクラ~。

とかなんとかやってるうちに試合開始。スターティングメンバーにはベルカイ。なかなかいいパス出してます。実は私は中学でバスケ部、大学でバスケのサークルにいたこともあって(サークルじゃほとんど飲んでただけだけど・・)バスケは結構好きなんです、ヘタだけど。途中からイルファン(ジムボム)がメンバーチェンジで参戦。こいつが生意気だけど(?)いいパス出すし、がんがんシュートうってくる。いいね~、アグレッシブな動きがターキッシュでいい感じじゃないですか。

試合は17対0(相手チームのゼロもどうかと思うけど、17点しかスコアがないってのもすごいけど。。私が学生の時は確か前半45分、後半45分みたいな長さだったと思うんだけど、それよか全然短い時間だったせいもある。これはトルコルールなの?それとも日本だけ長いの??)で終了。19 Mayisの子供たちは大喜びでした。

がんばってるコドモたちの姿は、国に関係なくやっぱステキかも。。と思った瞬間デシタ。
by asakosaru | 2006-03-11 06:48 | Denizliで暮らす
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