トルコで日本映画!

中学卒業の直前に、卒業イベントの一環として何故か柔道場で(?)映画鑑賞させられた記憶があります。その時見たのが、スティーブン・キング原作、今は亡きリバー・フェニックスが瑞々しい演技を見せる「Stand by me」。Ben E Kingの"When the night has come.."という歌いだしを聞くと、いつもなんとなく卒業前の甘酸っぱい感情がよみがえってきます。(あー本当に若かった!!)柔道場だし、周りは騒がしいし、とてもじゃないけど映画に浸れるような状況じゃなかったのに、「なんか映画ってイイなぁ」と一人感傷に浸っていたチュウボウの私。あれから○十年・・・やっぱり今でも映画は大好きなエンターテインメントの1つです。

そんなわけで自称(かなりの)映画ファン。そんな私が今回楽しみにしていたのが、先週23日に閉幕したアンタルヤの映画祭、「Altın Portakal Film Festival(ゴールデンオレンジ映画祭)」。

今年43回目を迎えるゴールデンオレンジ映画祭と並行して開催されるのが、2nd Eurasia International Film Festival (第2回ユーラシア国際映画祭)。この国際映画祭は、その名の通り、ヨーロッパ、アジアをオリジンとした映画10作品がコンペ対象。期間中コンペ対象作品を含めた約100作品が上映されました。

うちのクヴァも結構な映画好き。今回一緒に見に行ったのは、もちろん日本映画2作品!といっても1作品はインド、日本、フランス、ドイツ合作の作品です。

1本目は「Shinobi」。仲間由紀恵、オダギリ・ジョー主演の2006年の作品。
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時は1614年。血みどろの戦いが繰り広げられた戦国時代。甲賀と伊賀の忍者たちの中でも特別強力な忍術を操る「忍」の忍者達。世継ぎで悩む徳川家康は世継ぎを決める為に、甲賀、伊賀をともに戦わせる事を思いつく。運命的な出会いをし、恋に落ちた甲賀の後継者・弦之介(オダギリジョー)と伊賀の後継者・朧(仲間由紀恵)。愛し合う2人は、共に殺しあわなければならない運命に・・・という、ロミオ&ジュリエット忍者版みたいなストーリー。なんかアニメの実写版みたいな映画でした。正直日本にいたら、わざわざ映画館に見には行かなかっただろうなぁという感想だけど、トルコで純メイドインジャパンの映画を見るのは、なかなかオツなもの。

2本目は「The valley of flowers」=「花の谷」という、日本を含めた4カ国の合作映画。
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映画は広大なヒマラヤの風景から始まる。旅行者を次々と狙っては強奪を繰り返す強盗団の豪胆なリーダー、Jalan(ジャラン)。ある日襲った旅行者が金品を残して逃げていく中、一人残ってジャランを見つめるミステリアスな女Ushna(ウシュナ)に出会う。ウシュナは「夢の中で出会った」ジャランのそばを離れようとせず、強盗団と行動を共にすることに。強盗団の男達は、結束が固く、突然現れたウシュナを訝しがるが、次々と獲物へと導いていくウシュナはだんだんと受け入れられていく。

時が経つにつれ、いつしかウシュナへ情熱的な愛情を持ち始めるジャラン。2人の愛は濃密なものになり、決して操ることの許されない魔術をも操り、超自然的な世界へと入り込んでいく。
「花に覆われた谷では、風が吹くたび海のような音をたてる・・・」海を見たことのないジャランへ、ウシュナが言う。「その花の谷でずっと2人で生きていこう」。

花の谷にたどり着く前に「The valley of silence」(沈黙の谷)にたどり着く2人。そこでimmortality(不死)の薬を手に入れたにも関わらず、ウシュナは命を落としてしまう。ウシュナを失い、不死の命を手に入れてしまったジャランは、ひたすらに東へ東へと歩みを進めていく・・・。

カメラは歩き続けるジャランの足下を映し続ける。そしてジャランがたどり着いたのは・・・。

ここから今までのヒマラヤでのシーンから思いっきり変わって、舞台は現在の日本になる。ここからが意外なストーリー展開で結構おもしろい。後半部分はもしかしたらこれから機会あって、この映画をご覧になるかもしれない人の為に書かないでおきますが。

全体のストーリーのテーマになっているのは、Buddism(仏教)。Reincarnation(輪廻転生)など仏教のテーマを中心にジャランとウシュナの愛が描かれます。途中ひたすら続くヒマラヤでのシーン+仏教をモチーフとした演出で中だるみしそうでしたが、後半でガラッと変わった東京でのシーン+俳優の思いっきり日本語のセリフ棒読みな感じなんかに、妙にはまってしまいました。

この映画でミステリアスなウシュナを演じる女優さん、東洋的な顔立ちにちょっとブルーがかった美しい瞳。ちょっとミラ・ジョボビッチ風な美人の彼女は、「Mylene Jampanoi」という中国人の父とフランス人の母を持つ女優さんでした。
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お美しい・・・。シンプルで知的な顔立ちにすごーく憧れる・・・。

The Valley of flowersのサイト
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by asakosaru | 2006-09-25 23:39 | オススメ映画・音楽
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